心に浮かび、かつ消えゆくよしなしごとが、永遠に消えてしまわないように、そこはかとなく書きつけてみようと思います。

2010年8月26日木曜日

Global Gallery~国際協力写真展~

8月18日から1ヶ月間、僕が所属するサークルの企画の一環として、大学の図書館でちっちゃな写真展が始まった。
http://www.lib.miyazaki-u.ac.jp/honkan/news/20100819.htm/view
(画像をクリックすると大きなポスターが見れます)

うちの大学では「チャレンジプログラム」といって、学生が地域に向けて何かの活動をする際に、一定の助成を受けられる制度がある。

それを利用して、途上国での活動経験のある仲間数名が写真を持ち寄り写真展を企画したのだ。

実は今年で4年目となるこの企画だが、図書館でやるのは初めて!思わぬところから図書館でやってみないかと紹介して頂き、あれよあれよという間に実現にこぎつけられた。

写真とともに、国際協力に関する推薦図書も展示してあり、普段はローカル&ドメスティックな宮崎大学図書館にちょっとした「国際協力スペース」が出来上がっている。

たまに図書館に足を運んでみると、写真の前で立ち止まってくれている方がちらほらいて思わず笑みがこぼれてしまったり。

1ヶ月後に「感想ノート」を読むのがとっても楽しみです♪

2009年12月11日金曜日

【イベント紹介】国際保健トレーニング合宿

永らくご無沙汰しておりました…

09年後半は新しく始めた学生団体活動に翻弄され、7時間ぶっつづけの解剖学実習で消耗し、顕微鏡を6時間覗いてスケッチをする組織学実習で視力を落とし、ラグビーで満身創痍となり、日記をつける余裕もありませんでした。(注:上の記述はところにより誇張表現を含みます)

その新しく始めた学生団体活動は以前にも少し紹介したjaih-s(国際保健医療学会学生部会)のもので、僕は年明け2010年3月の4泊5日間の国際保健トレーニング合宿というものを主に企画しています。
http://www.jaih-s.net/modules/eguide/event.php?eid=34

この合宿、対象は将来国勢保健医療の分野で活躍する事を目指す18歳以上の学生で、他分野の講師の方の講義を始め、開発分野での計画立案手法としておなじみのPCM演習やディスカッション、キャリア相談会など盛りだくさんの内容になってます♪

ちなみに国際保健といっても参加者は医療系の学生でなくてももちろんおっけい!今回は特に「国際保健への多様なアプローチ」をテーマにしているのです。

なので、興味がある方はぜひぜひ参加してみてください!お友達や後輩にも紹介してもらえると嬉しいなあ。

久しぶりの投稿はこんなイベント紹介でした~

夏のザンビアの話もそろそろしたいな…

あ、あと、年末年始は東京にいることになりそうなので、皆様、お時間があえば会えると嬉しいですぴかぴか(新しい)

2009年9月30日水曜日

くぎり

今日、前期末の試験がすべて終わった。

そして明日からいよいよ医学生としての最初の山場、人体解剖学実習が始まる。

実習に使う緑衣や器具を受け取り、少しずつだがこれから実習が始まるのだという実感がこみあげてきた。

献体をしてくださった方々とそのご家族に対する礼を失することになるので実習の内容については触れることができないが、明日からは心機一転、気持ちを引き締めて実習に臨みたいと思う。

2009年8月22日土曜日

いざザンビアへ

いってきます、ザンビアへ。

これが3回目のアフリカ大陸上陸です。今回はどんな体験がまっているのだろう。

むこうの医学生と交流したり、農村で子どもと遊んだり、民家を訪問したり、ちょっとした保健教育をしたりできればと思ってます。

いろんな国を旅するようになって随分たつけど、出発前のドキドキは今も変わりません。

今回も素敵な出会いがありますように。

2009年7月14日火曜日

常に礼意をつくし…

「常に礼意をつくし、故人の期待に応えるべく努力せよ」

今日、約2か月半後に迫った肉眼解剖学実習にむけてのガイダンスがありました。

この実習は「検体」といって「死後自らの遺体を人体解剖学の教育・研究に役立させるために医学・歯学の大学に無条件・無報酬で提供し」ていただいた方々によるいわば究極のボランティアによってなりたっています。

日本における最初の検体は明治2年、34歳で亡くなった遊女、美幾という人でそのいきさつについては渡辺淳一の「白き旅立ち」という小説に述べられているそうです。

医学生はこの人体解剖実習を境に顔つきが変わると一般に言われています。先生は、ご自身が実習を受けられていた当時の気持ちを「自分がそれまで一緒に過ごしてきた友達とは違った感覚が形成されてしまうのがどうしょうもなく怖かった」と話してくださいました。

実習を経て、自分がどのように変わり、どのように変わらないのか、不安と期待が同居しているというのが今の自分の正直な気持ち。

そしてその前に、検体としてご自身の体を提供してくださった方々、その家族のご期待に応えられるよう、夏の間にしっかりと準備をして実習にのぞみたいな、と強く思いました。

ここに書き留めておくことで自分自身に対する戒めになればよいなと思います…

2009年6月28日日曜日

しばしの再会

今日、一年半ぶりくらいにKALS(医学部編入予備校)時代の友人に再会した。

友人といっても年は僕よりもひとまわり以上うえで、かつて接骨院を開業していた彼は、昨秋鹿児島大学医学部の編入試験に合格。これまでの柔道整復師としての経験を生かしつつ、より患者さんの悩みに応えられる外科医を目指して、シラス降る大地で第二の学生生活を送っている。

今回はたまたま部活動関係で宮崎大学との交流があり、久々の再会を果たすことができた次第である。

実際に話すことができたのはほんの数分だったかもしれない。それでも僕にとっては十分に刺激的で、懐かしい再会だった。先日、今年度の鹿児島大学医学部編入試験があったらしく、話題の中心は二人の共通の友人たち。予備校時代の友人で、今も医学部入学を目指している人たちの懐かしい名前がいくつか挙がった。サラリーマンをして管理職まで務めた人、教師をしていた人、大学を卒業してすぐの子などバックグラウンドは様々であったが、共通の目標を持ち、共に学び、語った仲間たちである。久々に激励のメールを送ってみようかな。

自分も同じように受験勉強をしていたのはわずか1年半前。「みんな頑張っているんだなぁ。」と思うと共に、自分の最近の生活を振り返り、身が引き締まる気がした。

どうしても閉鎖的になりがちな医学部での生活。こうして時折友人に再会して刺激をもらえるのはとってもありがたいことだなぁとつくづく思う。

2009年6月19日金曜日

clinical communication

気づいたらもう6月半ばすぎ。宮崎は梅雨入りしてからめっきりまとまった雨が降りませぬ。

それにしても最後に日記を書いたのがインドネシアにいた2月。あれからはや4ヶ月の月日が流れたのかと思うと本当にびっくりです。

無事2年生に進学して、今年は部活も勉強も去年よりは楽にこなせるだろうと思っていましたが、ふたを開けてみると音楽祭での和太鼓のステージが終わった先週の土曜日までは本当にぎりぎりの毎日でした汗。

ラグビーではポジションがバックスからフォワードに変わり、目下80kgを目指して増量中です。

これから少しは時間と心に余裕が出てくるはずなので、少しずつ、時間を作って物事を考えていこうと思っています。


つい数日前にイギリスのバーミンガム大学でClinical Communication を教えていらっしゃるSkelton先生という方が来宮され、僕たち2年生の有志むけに診察の場を模したロールプレイを中心とした授業を用意してくださいました。

個人的にはコミュニケーションが大きな課題だと思っているので、ふむふむなるほどー、と思いながら授業に参加していたのですが、その中で教わった基本的な診療の流れをここに書き留めておこうと思います。

診療に限らずちょっとしたミーティングやディスカッションでも利用できそうだなぁとも思いました。

ポイントは4つ。

順に、
1. ask open questions
2. checking understanding
3. summarising
4. negotiating
です。

それぞれについて簡単に説明すると、

1.ask open questions
closed questions つまり「いつから調子が悪いのですか」などの答えが限定されてしまう質問ではなく、「どうなさいました?どのようにお考えですか?」などの患者さんがなるべく多くのことを話せる質問を選んで、そこから必要な情報を引き出す努力をするということだそうです。なるほど。

2. checking understanding
医師は自分の説明が患者さんにきちんと伝わったと思い込みがちであり、患者さんは分かったつもりになりがちです。したがって、不安があれば理解度をそのつど確認することが大事になってきます。


3. summarising
患者さんの言ったことをまとめたうえでリピートすることで、患者さんの言っていることをこちらがしっかり聞いていることを示します。自分の中でしっかりとまとめることで、自分にとっても理解の深化につながります。うん、大事。

4. Negotiating
診断を付けた上でどのような治療方針をとるか。これは患者さんと相談した上で決めるべきであるといいます。例えば、What would you like to do? などと聞くことをとおして。この部分の意識は日本の医師には非常に少ないと思います。以前ウガンダでボランティアをしているときに、同僚の医師は自分ではっきりとした治療方針は示さずに、患者さんに「どうしたいの?」と常に聞いていて、自分の感覚では医者らしくないなぁ、それでいいんだろうか?と思っていましたが、今思えばこれが患者中心の医療の形なのかなとも思います。


とこんな感じでした。診療の場面に限らず、ちょっと使えそうじゃないですか?当たり前のことではあるのかもしれないけど、何かの機会に利用してみたいなーと思える、そんな four points lesson でした。