心に浮かび、かつ消えゆくよしなしごとが、永遠に消えてしまわないように、そこはかとなく書きつけてみようと思います。

2011年5月8日日曜日

山の頂き

気付けばずいぶんと日記の更新から遠ざかってしまっていた。

この4カ月余りの間に、実に多くの事があった。膨大な量の試験勉強に追われ、あわやのところで追試を免れた1月。気持ははるかアフリカの大地に向いていたのか、思うように集中できず、大いに反省残る一月だった。念願のスーダン行きは達成できず、かわりにNPOの活動に打ち込んだ2月。社会人として働きながら、NPOの活動にも精力的に取り組む仲間たちの姿勢に大きな刺激を受けた。3月に入るとラグビーの練習が再開。そして3月11日、春休みの終わりに突如として訪れた大震災。4月に入ってもなんとなく気持ちが切り替えられぬまま、日々が過ぎて行った。

なんとなく集中できぬ気持ちのまま迎えた、今シーズン最初の大きなラグビーの大会。自身は幹部学年として臨みながらも、リザーブとしてけがも抱えながら迎えた大会だった。そして結果はというと、、、創部以来33年、3連覇中の久留米大学を破り、初めての九州制覇を果たしたのである。自分自身はグラウンドに立てなかった悔しさもあるが、初めて頂きに上る気持ちをチームメイトと味わう事が出来た、この経験は何物にも代え難く、自分の30年の人生の中でも燦然と輝く勲章になると確信している。

振り返ってみても、今シーズンの練習試合は苦戦続き、常に接戦を繰り広げながらもあと一歩及ばず、勝利からは長らく遠ざかっていた。自分と同学年、大学からラグビーを始めたキャプテンはそれでも焦らず、地道にチームを創り上げた。これまで経験者の先輩たちが感覚で語っていたものを誰もが分かる言葉にまでブレイクダウンし、チーム全体の意思統一を図った。フィットネス、体幹、筋トレ、地味なトレーニングも毎日のように課した。こうした地味な努力の積み重ね、常に先頭に立って努力をするキャプテンの姿勢がチーム全体を動かし、個々の気持ちを鼓舞した。そしてチームの先頭に立ち続けたのが6年生の先輩たち。ここ数年で最強の6年生軍団は、忙しいクリクラの合間にもトレーニングを欠かさず、他のどの学年よりも声を出し、グラウンドを走り回った。

試合は初戦こそ大勝したものの、準決勝は5-5の引き分けの後の抽選勝ち。決勝はラスト6分で逆転しての5-3の辛勝であった。それでもこの勝利はチームにとって限りなく大きなものをもたらしてくれたと思う。そして僕自身にとっても。

今は多くを語る言葉を持ち合わせてはいないけど、この1週間で経験したものを自分の中で上手く消化し、高みへと昇華する力としたい。今シーズンはとにかくラグビーに打ち込もう。改めてそう強く思う事が出来た。よし、頑張ろ。

4 件のコメント:

  1. 九州制覇おめでとう!
    自分もフットサルをやってるけど、ずっとエンジョイプレイなので、そういうガチの練習と達成を経験したことがないのよね…
    うらやましいです!
    この経験がユーの今後の人生に大きな意味を持つことは間違いないだろうね。
    4回生ライフも頑張って下さい!
    にゃっつ

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  2. 制覇ー!すごい!!!おめでとう!

    多くを語る言葉はいらないよ。素直な気持ちのままで十分伝わるものがありました。

    がんばってるんだね。良い仲間に囲まれてるんだね。
    私も、自分に負けないようにがんばるー!

    みんみん☆佐久の星空の下より

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  3. >にゃっつ
    どうもありがとうー!また関西でリユニオンするときは声かけてね。お互い大台まであと少し(笑)頑張ろうb

    >みんみん
    みんみんもいよいよ後1年足らずで2度目の社会に巣立つんだよね。応援してます!

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  4. コメントバックが消えてしまったみたい><遅くなってごめんね。

    >にゃっつ
    どうもありがとうー!また関西でリユニオンするときは声かけてね。お互い大台まであと少し(笑)頑張ろうb

    >みんみん
    ありがとう^^みんみんもいよいよ後1年足らずで2度目の社会に巣立つんだよね。応援してます!

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