心に浮かび、かつ消えゆくよしなしごとが、永遠に消えてしまわないように、そこはかとなく書きつけてみようと思います。

2009年2月9日月曜日

ようやく…

6日金曜日にようやく今年度の試験がすべて終わりました!

うちの大学は2年生→3年生、3年生→4年生の進級が厳しいと言われていて、それぞれ10数名ずつ留年するそうなのですが、1年生の試験でも僕は正直ひーひー言いながら勉強していました。

地方の医学部の図書館は大抵24時間利用が可能なため、テスト直前一週間は毎日図書館にこもることに…

びっくりするのが学生の数で、2時を回ってもまだ図書館には学生が何人も残っています。そして朝の5時にはすでに多くの学生が図書館籠りに来ています。おそるべし医学生。

なにはともあれ無事に試験を終えることができてかなりほっとしています。というのも、今回、テスト後に国外逃亡を企てており、日程的に再試験を受けることができなかったためです。へたしたら留年かも…という恐怖に密かに怯えていました。

さてさて、そんな試験勉強中の息抜きの一つが、ロビーでの新聞readingでした。読んでいて面白いなぁーと思った記事をご紹介。

「消去するまではお友達」
http://www.iht.com/articles/2009/01/29/style/29facebook.php?page=1

英語版mixiとも言えるFacebookに関するお話。大手ファーストフード会社のバーガーキングは、Facebookで10人の友達を消去するのと引き換えに無料のバーガーを提供するキャンペーンをうち、波紋を呼んだそうです。その消去された友達にはバーガーキングから「あなたの友情はバーガーと引き換えに売り渡されました…」みたいなメッセージが送られたとか。

ネット社会の光と影を垣間見ることができる記事でした。曰く「今や友達は質から量の時代へと変わった…」僕自身ソーシャルネットワーキングはどうも得体が知れないような気がして、使うことに対して大部ためらいがあったので、改めてうーん、と考えてしまいました。普段はなかなか連絡の取れない友達とふとした拍子で連絡が取れたり、とってもよい面もあるんですけどね。


「貧しい人たちの命を救いつつもきっちり利益を上げる、とある企業」
http://www.iht.com/articles/2009/02/03/healthscience/03prof.php

デンマークに蚊帳や浄水装置など、途上国の人々を救う目的に特化した商品を作りつつ、利益を上げ続けている企業があるそうです。すごい!その企業の名前はVestergaard-Frandsenというのですが、今まで聞いたことがありませんでした。

この会社の社長は高卒後、インドやアフリカをバックパックをしょって旅し、ビジネスプランを温め、先進国から途上国への中古車のディーラーを経て、現在のビジネスに落ち着いたといいます。

その商品の中でもとってもユニークだなと思ったのが、LifeStrawというもの。25cm位のプラスティックの筒で、特殊なフィルターを通して細菌や寄生虫、ウイルスをブロックしてしまいます。そうすることでなんと川の水も安全に飲めてしまうそうです。

そうは言っても人はなかなか信用しない…ということで、社長は自らコペンハーゲンの運河やトイレの水をLifeStrawを使って飲んで見せたそうです。なんとまぁ。

ひとつ3ドルで手に入るということで、ちょっと使ってみたいなぁと思ってしまいました
手(パー)

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